志賀信夫 (社会学者)

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志賀 信夫(しが のぶお、1982年[1] - )は、社会学者。県立広島大学保健福祉学部准教授。専門は貧困問題、社会政策[2]

経歴・人物[編集]

宮崎県日向市出身[2]。2008年筑波大学第一学群人文学類卒業。2014年一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程修了[3]。「貧困理論の再検討 : イギリスの貧困理論の行き詰まりと社会的排除論の意義」で博士(社会学)(一橋大学)[4]大谷大学文学部社会学科助教[1]長崎短期大学講師、県立広島大学保健福祉学部講師を経て、准教授[5]

2016年時点で宮崎県北部地域排除しないまちづくり「結い」所属[1]。2022年時点でNPO法人結い理事。日向市子ども未来応援会議副会長(宮崎県日向市による子どもの貧困対策会議)[6]

司法書士・元「辺野古」県民投票の会副代表の安里長従との共著『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?』(堀之内出版、2022年)がある[7]。現代ビジネス(2022年10月15日)に安里との対談「ひろゆき氏の『沖縄についての議論』は、何から目を逸らしているのか? 沖縄の専門家が考える」が掲載され、東京新聞(2022年12月1日)の「<論壇時評>ひろゆきが壊したもの 議論=「論破」ではない」で紹介された。

著書[編集]

単著[編集]

  • 『貧困理論の再検討――相対的貧困から社会的排除へ』(法律文化社、2016年)
  • 『貧困理論入門――連帯による自由の平等』(堀之内出版、2022年)

共著[編集]

  • 『なぜ基地と貧困は沖縄に集中するのか?――本土優先、沖縄劣後の構造』(安里長従共著、堀之内出版、2022年)

編著[編集]

  • 『地方都市から子どもの貧困をなくす――市民・行政の今とこれから』(畠中亨共編著、旬報社、2016年)
  • ベーシックインカムを問いなおす――その可能性と現実』(佐々木隆治共編著、法律文化社、2019年)
  • 『福祉再考――実践・政策・運動の現状と可能性』(田中聡子共編著、旬報社、2020年)
  • 『東アジア都市の社会開発――貧困・分断・排除に立ち向かう包摂型政策と実践』(全泓奎共編著、旬報社、2020年)

出典[編集]

外部リンク[編集]