徹里 吉(てつり きつ)は、中国の小説である『三国志演義』の架空の登場人物である。
『三国志演義』第94回で登場する異民族の西羌の国王で、諸葛亮率いる蜀軍に敗れた曹真が援軍要請をした際、様々な贈物と女性につられて援軍を出した[1]。西羌はチベット系遊牧民のタングート族とされており、徹里吉は曹操の時代から親交をもっていたという[1]。