徳川 春之丞(とくがわ はるのじょう、文政9年2月9日(1826年3月17日) - 文政10年9月26日(1827年11月15日))とは、江戸時代後期の徳川将軍家の一族。
父は江戸幕府の第12代征夷大将軍(当時は将軍世子)・徳川家慶で6男。母は側室・美津(本寿院)。第13代将軍・徳川家定の同母弟に当たる。
文政9年(1826年)2月9日に江戸城西の丸で生まれ、2月15日に春之丞と命名される。5月1日に色直しの儀が行なわれた。
文政10年(1827年)9月26日、江戸城で死去した。2歳没。9月29日に江戸城を出棺し、寛永寺に葬送された。法名は覚性院殿良真智明大童子。