徳川 寧(とくがわ やすし、明治5年(1885年)9月22日 - 明治19年(1886年)7月2日)は、明治時代中期の男性。第15代将軍・徳川慶喜の8男。
父は元第15代将軍の徳川慶喜。母は中根幸。駿府城下の紺屋町の慶喜屋敷で生まれる。生まれて間もなくの9月29日、八幡村の西野金左衛門の里子となる。
『家扶日記』によると、明治19年(1886年)6月25日から慶喜の侍医である柏原学而、その門人ら、さらに多くの医師から連日診療を受けたが、その甲斐無く7月2日に死去した。享年2。戒名は受生院殿楽邦清寧大童子。