従五位(じゅごい)は位階制度に基づく位のひとつである。正五位の下、正六位の上に位置する。
狭義では宮中での序列を表す。江戸時代以前はさらに上下の位があり、近代以前の日本では、従五位下以上の位階を持つ者を貴族としていた。
売位制度[編集]
平安時代中期以降は、五位を希望する者を募り、朝廷・寺社の建物の修築や行事の費用を負担させていた。
明治初年には、華族の嫡男が成人すると従五位を授与していた。
授与者[編集]
現在は「正五位」以下は奏授であり、天皇裁可により上奏者(内閣)が授与する。位記のサイズは213×297mmで、主に校長や都道府県議会議長に死後授与される。