徐 質(じょ しつ、? - 254年)は、中国の三国時代の魏の武将[1]。
253年に蜀の姜維が北伐を開始した際、討蜀護軍として鄧艾や陳泰と共に蜀の武将・向安を包囲して降伏させる[1]。254年の姜維の侵攻では蜀の重鎮である張嶷を討ち取るなど活躍するも、自らも姜維によって討ち取られた[1]。
『三国志演義』では第109回で輔国将軍として登場し、253年の姜維の侵攻で先鋒として開山大斧を振るって活躍し、廖化と張翼を敗走させるなどするが、鉄籠山で姜維により火攻めにされて討たれた。