幾田りら
幾田 りら(いくた りら、英語: Lilas Ikuta、2000年〈平成12年〉9月25日 - )は、日本の歌手、シンガーソングライター。
概要[編集]
個人で音楽活動を行うとともに、YOASOBIではボーカルとして活動している。また、「Lilas」とはフランス語でライラックを意味するのだそう。
4人兄弟の末っ子として生まれ、幼少期をシカゴで過ごした。小野莉奈とは中学時代の同級生で大親友。小学1年生でピアノ、小学6年生でギターを始め、小学3年生から6年生まではミュージカル劇団に所属していたことも。中学校ではアンサンブル部でトランペットを担当していた。好きな食べ物は唐揚げやチュロスで、小学校から高校にかけ12年間体育祭のリレーの選手をやっていたなど陸上が好きな一面もある。
父がギターを弾くなど音楽好きの家族に囲まれ、物心ついたころには歌手になると決めていたとのこと。目指すものがはっきりしていたなんて羨ましい。シンガーソングライターを目指すきっかけは、12歳ごろには父が母に対し「ホワイトデーに曲をプレゼントしたいから、バレンタインデーは歌詞を作ってほしい」と頼み、母が歌詞を作って父がお返しで曲をプレゼントする光景を間近で見ていたことだそう。
小学6年生のときには初めて作詞作曲をし、中学3年生の頃からは路上ライブを行ったりライブハウスに出るなど、本格的に音楽活動を行っていた。さまざまなオーディションにも参加している。2017年に「ぷらそにか」に加入し、同ユニットではボーカル、ギター、トランペット、キーボードを担当。 2018年9月から10月にかけて大学入試に合格し、2019年4月に大学に入学した。
2022年末にはFIFAワールドカップ-2022のフジテレビ系列での応援楽曲も担当している。
YOASOBIでの活動[編集]
2019年10月にAyaseと「小説を音楽にする」というコンセプトのもと「YOASOBI」を結成。「ikura」名義でボーカルを担当することになった。11月にリリースした1stシングル「夜に駆ける」は、累計再生回数がストリーミング、MVで1億回再生を記録した。2020年12月31日にはYOASOBIのメンバーとしてNHK紅白歌合戦に初出場した。このときは角川武蔵野ミュージアムから中継で出演し、斬新なセットで注目を集めた。
2021年8月13日に「ぷらそにか」の5周年記念公演をもって同ユニットを卒業した。12月17日にはVaundyプロデュースのもと、milet・Aimerとコラボし、楽曲「おもかげ (produced by Vaundy)」が配信リリースされた。2022年のNHK紅白歌合戦ではこの曲でゲスト出演した。