平野甲賀
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平野 甲賀(ひらの こうが、昭和13年(1938年) - 令和3年(2021年)3月22日)は、日本の装丁家・グラフィックデザイナー。妻の平野公子はスタジオイワト・プロデューサー。長男は写真家の平野太呂。
来歴[編集]
高島屋、京王百貨店の宣伝部に在籍した後、フリーとして活動する。独特の描き文字で知られており、沢木耕太郎の小説「深夜特急」などの装丁を手掛けた。昭和59年(1984年)に講談社出版文化賞のブックデザイン賞を受賞する。
令和3年(2021年)3月22日、肺炎のため、香川県高松市の病院で死去した。82歳没。
著書[編集]
- 『平野甲賀 装丁の本』(リブロポート、1985年)
- 『平野甲賀〔装丁〕術・好きな本のかたち』(晶文社、1986年)
- 『文字の力』(晶文社、1994年)
- 『もじを描く』(編集グループSURE、2006年)
- 『僕の描き文字』(みすず書房、2007年)
- 『ブックデザインの構想 チェコのイラストレーションから、チラシ・描き文字まで』 (黒川創共著、編集グループSURE、2008年)