幡頭神社
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幡頭神社(はずじんじゃ)は、愛知県西尾市吉良町宮崎前留谷60-1に鎮座する神社。延喜式神名帳に記載された式内社である。旧社格は旧県社。祭神は建稲種命。
祭神[編集]
- 建稲種命(たけいなだねのみこと)
- 誉多別命(ほんだわけのみこと)
- 大物主命(おおものぬしのみこと)
歴史[編集]
大宝2年(702年)に社殿が建立されたと伝えられている。天正8年(1580年)に現在の本殿が再建された。
1871年(明治4年)に近代社格制度によって郷社となり、1921年(大正10年)に県社となった。1921年(大正10年)4月30日には本殿が国宝(旧国宝)に指定され、1950年(昭和25年)8月29日には文化財保護法の施行によって重要文化財に移行した。1957年(昭和32年)には境内社の神明社本殿と熊野社本殿が愛知県指定有形文化財となった。
2015年(平成27年)9月1日から2016年(平成28年)9月30日にかけて、西尾市教育委員会が主導して本殿の保存修理工事が行われた。
境内[編集]
三河湾を一望できる高台に境内がある。三間社流造・檜皮葺の本殿は、天正8年(1580年)の建築である。本殿のほかには、拝殿・脇殿・神馬舎・手水舎・社務所がある。また境内社として、拝殿・脇殿・神馬舎・手水舎・社務所がある。
文化財[編集]
- 重要文化財
- 本殿
- 天正8年(1580年)建立。
- 愛知県指定有形文化財
- 幡頭神社境内社神明社本殿
- 天正8年(1580年)建立。
- 熊野社本殿
- 天正8年(1580年)建立。