通常国会
(常会から転送)
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通常国会(つうじょうこっかい)とは、日本の国会において年に1回、会期150日で、1月に召集されて延長が無い場合には6月20日頃に閉会する国会のことである。常会(じょうかい)とも言われる。日本の国会の中では次の年度の予算と、それに関連する法案を審議するものであるため、最も重要な国会である。
概要[編集]
この国会の冒頭において、内閣総理大臣(首相)の施政方針演説が行なわれ、それに対する各政党の代表質問を受けることになる。国会は委員会と本会議に分かれており、通常国会の場合はまず衆議院予算委員会で予算審議が開始される。この様子はしばしばテレビ中継されて全国に流されるため、国会の中において最も注目度が高く、多くの国会議員はこの委員会に入ることを目指すことになる。予算がらみの政界の疑惑で与党、野党が議論しあうのもこの委員会である。