常任委員会
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常任委員会(じょうにんいいんかい、Standing Committee)とは、日本において法案などを事前に審査する機関のことである。常設委員会(じょうせついいんかい)とも言われる。
本会議で能率的な審議を行うために、専門知識や経験のある少数の国会議員で構成される法案の事前審査機関である。委員会には委員の半数以上の出席が必要で、議事は出席議員の過半数で決定する。平成13年(2001年)に省庁再編が行なわれた際に常任委員会の再編も行われた。その結果、衆議院と参議院で17ずつの常任委員会となった。
衆議院には内閣・総務・法務・外務・財政金融・文部科学・厚生労働・農林水産・経済産業・国土交通・環境・安全保障・国家基本政策・予算・決算行政監視・議院運営・懲罰の各委員会が存在する。国会議員は少なくともひとつに属さなくてはならない。
常任委員会とは別に、案件ごとに設置される特別委員会も存在する。