岡田煉瓦製造所
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岡田煉瓦製造所(おかだれんがせいぞうじょ)は、愛知県安城市にある煉瓦製造企業。
歴史[編集]
1897年(明治30年)に創業した。1898年(明治31年)竣工の知多郡半田町のカブトビール醸造工場(現在の半田赤レンガ建物)に煉瓦を納入している。また、1899年(明治32年)竣工の神奈川県横須賀市の浦賀ドックにも30万個の煉瓦を納入している。かつては半場川から油ヶ淵を通って衣浦湾に出て、海路で煉瓦を運搬していた。
1923年(大正12年)の関東大震災を機に煉瓦の需要は激減したが、1933年(昭和8年)には日本陶器(現在のノリタケカンパニーリミテド)から大量受注を受けて専用工場を建設した。戦後には薄いレンガタイルの製造などに活路を見いだした。1997年(平成9年)には岡田敏夫が社長に就任した。
参考文献[編集]
- 「西三河のカイシャ 100年企業 れんが製造販売『岡田煉瓦製造所』(安城市)需要減も新商品で活路」中日新聞、2016年9月6日