山科問題
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山科問題(やましなもんだい)は、JRの運賃計算ルールの解釈にまつわる問題の1つである。
概要[編集]
JRの旅客営業取扱基準規程第151条「分岐駅通過の特例」によると、全国のおよそ50箇所において、分岐駅を通過する列車に乗車する場合に、折返し区間内で途中下車しない限り区間外乗車が可能であると定められている[1]。
この規程は「折返し区間内で途中下車しない限り区間外乗車が可能」と定めているが、この「折返し区間内」に、分岐駅そのものは含むのか、というのが山科問題である。
「東海道本線と湖西線を乗り継ぐときに山科駅 - 京都駅を区間外乗車する場合」がこの問題の代表例として挙げられるため、この呼び名がある。
別の用法[編集]
御陵駅 - 京阪山科駅において、京都市営地下鉄東西線を利用する場合と京阪京津線を利用する場合で運賃が異なるという問題についても、山科問題という名前で呼ばれる場合がある。