山形辰史
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山形 辰史(やまがた たつふみ、1963年[1] - )は、経済学者。立命館アジア太平洋大学(APU)アジア太平洋学部教授。専攻は開発経済学[1]。
経歴[編集]
岩手県生まれ[1]。1986年慶應義塾大学経済学部卒。1988年同大学大学院経済学研究科修了、アジア経済研究所(1998年より日本貿易振興機構アジア経済研究所)入所[2]。2000年ロチェスター大学経済学博士[1][3]。日本貿易振興機構アジア経済研究所で開発研究センター開発戦略研究グループ長、開発スクール(IDEAS)教授[4]、新領域研究センター貧困削減・社会開発研究グループ長[5]、国際交流・研修室長、開発スクール事務局長を歴任[1]。
2018年立命館アジア太平洋大学アジア太平洋学部教授。2019年立命館アジア太平洋大学アジア太平洋研究センター長[3]。
Bangladesh Institute of Development Studies客員研究員(2000-2001年)、外務省「ODA評価有識者会議」委員(2006-2010年)[1]、日本学術会議連携会員(2008-2014年)[6]、国際開発学会会長(2017-2020年)[3]。
著書[編集]
- 『アジアの国際労働移動』(矢内原勝共編、アジア経済研究所[研究双書]、1992年)
- 『やさしい開発経済学』(編、アジア経済研究所[アジアを見る眼]、1998年)
- 『日本とアジアの機械産業――競争力をつけたアジア諸国との共存に向けて』(編、日本貿易振興会アジア経済研究所、2002年)
- 『雇用を通じた貧困削減――中間報告』(編、日本貿易振興機構アジア経済研究所[調査研究報告書]、2006年)
- 『国際協力の現場から――開発にたずさわる若き専門家たち』(山本一巳共編、岩波書店[岩波ジュニア新書]、2007年)
- 『貧困削減戦略再考――生計向上アプローチの可能性』(編、岩波書店[アジア経済研究所叢書]、2008年)
- 『後発開発途上国の開発戦略――中間報告』(編、日本貿易振興機構アジア経済研究所[調査研究報告書]、2009年)
- 『国際協力ってなんだろう――現場に生きる開発経済学』(高橋和志共編著、岩波書店[岩波ジュニア新書]、2010年)
- 『グローバル競争に打ち勝つ低所得国――新時代の輸出指向開発戦略』(編、アジア経済研究所[調査研究報告書]、2011年)
- 『障害と開発の実証分析――社会モデルの観点から』(森壮也共著、勁草書房[開発経済学の挑戦]、2013年)
- 『児童労働撤廃に向けて――今、私たちにできること』(中村まり共編、アジア経済研究所[アジ研選書]、2013年)
- 『知られざる工業国バングラデシュ』(村山真弓共編、アジア経済研究所[アジ研選書]、2014年)
- 『テキストブック開発経済学 = Development Economics』(ジェトロ・アジア経済研究所、黒岩郁雄、高橋和志共編、有斐閣[有斐閣ブックス]、2015年)
- 『開発経済学――貧困削減へのアプローチ』(黒崎卓共著、日本評論社、2003年、増補改訂版2017年)
- 『私たちが国際協力する理由――人道と国益の向こう側』(紀谷昌彦共著、日本評論社、2019年)
出典[編集]
- ↑ a b c d e f 山形 辰史 勁草書房
- ↑ 私たちが国際協力する理由―人道と国益の向こう側 紀伊國屋書店
- ↑ a b c 教員情報 - 山形 辰史 立命館アジア太平洋大学
- ↑ 国際協力の現場から―開発にたずさわる若き専門家たち 紀伊國屋書店
- ↑ 国際協力ってなんだろう―現場に生きる開発経済学 紀伊國屋書店
- ↑ 山形 辰史(やまがた たつふみ) 立命館アジア太平洋大学