寺田悦子
ナビゲーションに移動
検索に移動
寺田 悦子 (てらだ えつこ)は、日本のピアニスト。日本大学芸術学部大学院研究科教授。ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの曲の演奏を得意とするとされる。また、夫である渡邉規久雄とのデュオでも知られる。
16歳の少女時代に、オーストリアはウィーンに留学した[1]。このとき、姉も一緒に留学し、二人でピアノのある下宿を探したという[2]。さらに弱冠18歳で東京において初めて独奏会を開き、「オール・ショパン・プログラム」を演奏した[1]。
ウィーン国立アカデミーを最優秀賞を得て卒業してた後、アメリカで演奏技術を磨いた[1]。この際、インディアナ大学に在学したこともあったが[1]、そのときに同じピアニストの渡邉規久雄と知り合い学生結婚している[2]。1977年になると、第2回ルービンシュタイン国際ピアノ・コンクールにおいて第3位金賞を受賞する[1][3]。
日本ショパン協会賞の受賞や1978年のリーズ国際ピアノ・コンクールの入賞などの実績も積む[1]。1980年代に国際交流基金から中南米への演奏旅行を依頼され、このときから夫とのデュオによる演奏会を開くようになった[2]。
2008年12月から2010年11月にかけて、ショパンとシューマンの曲を演奏する5回のリサイタルを行った[1]。