寄席

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寄席(よせ)は落語漫才や色物を演じるために存在する演芸小屋の事である。

概要[編集]

東京では落語が中心であり、それ以外の定席は浅草六区の東洋館のみである。
上方(大阪)は漫才中心で、落語の定席は天満天神繁盛亭のみである。

近年、東京では新設の寄席はめっきり少なくなった。三遊亭円楽が分裂して出来た円楽党(現・五代目円楽一門会)の若竹が最後だが、4年で閉鎖となった。

東京では席亭と呼ばれる寄席の持ち主(オーナー)がおり、出場者や出演順で席亭の発言力が強い。他地域では支配人制度を採っている。
寄席で演目に使われる筆文字を「寄席文字」と呼んでいる。

寄席進行[編集]

落語家にはランクがあり、最初の方は前座二つ目がでて、最後の方はトリと呼ばれて真打が出る事が多い。

寄席によって、主催団体が違うので、落語家の系統も違ってくる。落語協会落語芸術協会は毎月の出番があるが、落語立川流、五代目円楽一門会は臨時での出番しかない。

落語主体の寄席ではアクセントをつけるために色物が存在する。色物は漫才漫談奇術曲芸などであり、たまに南京玉すだれ紙切りが出ることもある。

色物[編集]

主な寄席[編集]

東京[編集]

横浜[編集]

名古屋[編集]

京都[編集]

大阪[編集]

神戸[編集]