宮城野部屋

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宮城野部屋(みやぎのべや)は、日本相撲協会伊勢ヶ濱一門の相撲部屋。現在、部屋閉鎖中。

概要[編集]

部屋は2022年8月より墨田区東駒形の旧東関部屋を借りて使用。なお、自前の部屋に移転する計画があるが実現するのかな???

歴史[編集]

現在の宮城野部屋は、1958年引退後、当時の終身一代年寄制度で「吉葉山道場」を創設した第43代横綱吉葉山が第24代横綱鳳谷五郎から8代目として名跡を譲られて、宮城野部屋としたことが始まり。
1977年8代宮城野が年寄現役中に亡くなり、元小結廣川が9代目を継ぐも1989年に年寄現役中に亡くなったため、急遽引退直後の元前頭竹葉山が10代目として継承も、9代目夫人が時期を見ての交替を図っていて、2004年に娘婿となった元十両金親が11代目を継承。10代目が直弟子にした白鵬の大関、横綱の昇進伝達式は金親の11代宮城野が立ち会った。11代目は週刊誌で不祥事が報道された後、部屋師匠交替の処分が下され、竹葉山が12代目宮城野として師匠に復帰した。10代、12代の直弟子には第69代横綱・白鵬の他、光法などがいる。

白鵬は現役時代から、大喜鵬炎鵬北青鵬など自らの内弟子を取っていたが、12代目の師匠にも有益だったため、内弟子を取った現役力士のいる部屋のような諍いは生じなかった。

2022年9月場所前に、元竹葉山が定年を迎え、嘱託勤務に転じたため、引退後に間垣を襲名していた白鵬が13代宮城野となり部屋師匠を継承した。しかし、小学生時代から目をかけていた北青鵬が部屋の若手力士に暴力沙汰を起こし、北青鵬は2024年3月場所前に引責引退、白鵬も師匠の資質が問われ、3月場所は玉垣(元・智ノ花)指導の下での出場となり、千秋楽後に親方、力士等は伊勢ヶ濱部屋預り扱いとなった。

脚注[編集]