安養寺 (長野県喬木村)
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安養寺(あんようじ)とは、長野県下伊那郡喬木村5006に存在する寺院である。宗派は真言宗。
経歴[編集]
創建年代に関しては不明。江戸時代に旗本の知久氏の帰依を受けて繁栄した。寺の広さはおよそ4000平方メートルで、堂宇は本堂・庫裏・山門・毘沙門堂などがある。
本尊は不動明王で、毘沙門堂に脇本尊として安置されてある毘沙門天像は聖徳太子の作と言われ、60年に1回丙午の年に開帳されるという秘仏である。これは京都府の鞍馬寺、東北地方の西光院と共に「日本三鞍馬」の1つに数えられている。
寺宝としては薬師如来像、出山釈迦図などが収蔵されている。
この寺は別名「藤の寺」と言われ、境内には17株余りの藤が植えられており、樹齢は400年を超えており、見どころになっている。毎年4月の第1土曜日・日曜日には例祭が開催される。