安政の大地震

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
安政地震から転送)
ナビゲーションに移動 検索に移動
安政の大地震絵図
Wikipedia-logo.pngウィキペディアの生真面目ユーザーたちが安政の大地震の項目をおカタく解説しています。
P
ピクシブ百科事典のタグ推し達が安政の大地震を執筆しています。

安政の大地震(あんせいのおおじしん)とは、江戸時代末期(幕末)の安政年間(1854年 - 1860年)に発生した日本地震のことである。正確には大きく3つに分かれ、そのうち1854年に発生した地震は安政に改元される前の嘉永7年に発生しているが、地震発生後に安政に改元されているため、安政地震に加えられている。

概要[編集]

1854年の地震[編集]

安政の東海地震(あんせいのとうかいじしん)といわれる。嘉永7年11月4日1854年12月23日)に東海地方を襲った地震。

詳細は「安政東海地震」を参照

1855年の地震[編集]

安政の江戸地震(あんせいのえどじしん)といわれる。安政2年10月2日1855年11月11日)の江戸を襲った地震。震源地は江戸直下の荒川河口付近と思われ、マグニチュードは6.9と推測される。被害は江戸市中に集中し、特に深川・本所・下谷・浅草でひどかったという。さらに地震後に火災が起こり、この火災が追い討ちをかけて江戸町方の被害は死者4000人余り、倒壊あるいは焼失した家屋は1万4000戸余りに上る。武家・寺社方の記録などから死者の総数は7000人から1万人と推測されている。

外部リンク[編集]