安井洋介

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安井 洋介
やすい ようすけ
生誕1976年1月22日
出身地神奈川県[1]
ジャンルゲーム音楽、サウンドトラック
職業作曲家、サウンドディレクター
活動期間2000年~
レーベルSweep Records(2000年~2017年),
flaggs(2017年~現在)
事務所SuperSweep(2000年~2017年),
flaggs(2017年~現在)
共同作業者佐宗綾子、細江慎治など多数
公式サイトTwitter
著名使用楽器
YAMAHA FS1R

安井 洋介(やすい ようすけ、1976年1月22日 - )とは、日本の作曲家。株式会社flaggs所属。

概要[編集]

1990年代のアーケードゲームを思い起こすようなポップでキャッチーな楽曲が特徴。代表作は「Yo-kai Disco(まもるクンは呪われてしまった!)」、「Karakuri Spirits(同)」、「SUPER-REFLEX(Megalomachia2)」、「POINT OF NO RETURN(Eschatos)」など多数。楽曲制作の際には「ゲームごとにどんな音にしていくか?」を重要視しており、音によって世界観を表現したり、全ての音に意味を持たせたりする事にやりがいを感じる事が良い”物作り”に繋がると「エスカトス」の制作インタビューの際に語っている[2]。また、元SuperSweep所属の坂本昌一郎氏が主催するsound sepherに参加し「東方幻奏祀典6 "Grimoire" 」でアレンジトラックを担当するなど、商業のみならず同人業界でも幅広く活動している[3]

経歴[編集]

幼少期からLSIゲームやコンシューマ・アーケードゲームが大好きで、「ドラゴンスレイヤーIV ドラスレファミリー」の楽曲を模倣した自作サントラを制作したり、後にSuperSweepにて上司となる細江慎治氏の曲に影響を受けながら作曲活動を行っているうちに、自然と作曲家・サウンドクリエーターを志すようになった[2][4]。またMSXによるプログラミングも嗜むなど、物作りへ幅広い興味を抱いていた[1]

2000年、 株式会社SuperSweepへ入社。SuperSweep自体同年2月に設立されたばかりであったため、「”サウンド部長”」として初期のSuperSweepを支えることとなった。デビュー作品は同年発表で小森陽一氏制作のフリーゲーム「Prodigy Racing」。 2001年以降はリズムアクションゲームのテクニクティクスガンダムバトルオンラインエバーブルー等多数の作品に参加し楽曲を制作する。

2003年ロックマンエグゼ トランスミッションNARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!など人気タイトルの楽曲制作に参加。激闘忍者大戦シリーズについては後に続編が制作されるたびに楽曲提供を行うこととなった[1]

2008年、安井氏の名が一躍有名になるきっかけとなった作品「まもるクンは呪われてしまった!」に参加し、全曲を安井氏が担当[5]。全体を通してレトロサウンドとキャッチーなメロディが特徴的な作品となっている。この作品以降、シューティングゲーム作品への参加機会が増加することとなる。

2011年、キュートより発売の縦スクロールシューティングゲーム「ESCHATOS」に参加、「まもるクンは呪われてしまった!」と同様に全曲の作曲を担当。

2017年、およそ17年在籍したSuperSweepを退社。その後は株式会社flaggsに入社し、サウンドディレクター・バックオフィスを担当している[注釈 1]

主な参加作品[編集]

  • 「Prodigy Racing」(2000年)
  • 「カスタムロボV2」(2000年)
  • 「テクニクティクス」(2001年)
    • 「テクニクビート」(2002年)
  • 「ガンダムバトルオンライン」(2001年)
  • 「エバーブルー」(2001年)
    • 「エバーブルー2」(2002年)
  • 「ロックマンエグゼ トランスミッション」
  • 「NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!」(2003年)
    • 「NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!2」(2003年)
    • 「NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!3」(2004年)
    • 「NARUTO -ナルト- 激闘忍者大戦!4」(2005年)
  • 「金色のガッシュベル!! 友情タッグバトル」(2004年)
    • 「金色のガッシュベル!! 友情タッグバトル2」(2005年)
  • 「ゴー!ゴー!魔物ファイト!!」(2005年)
  • 「カルネージハート ポータブル」(2006年)
  • 「NEW英単語ターゲット1900DS」(2007年)
  • 「LORD of VERMILLION」(2008年)
  • 「まもるクンは呪われてしまった!」(2008年)
  • 「オトメディウスG」(2009年)
  • 「ESCHATOS」(2011年)
  • 「ドーパミックス」(2012年)
  • 「ギンガフォース」(2013年)
  • 「チャリ走DX2 ギャラクシー」(2013年)
  • 「DX3 タイムライダー」(2014年)
  • 「パズるんレストラン」(2014年)
  • 「フライングデブリーズ」(2014年)
  • 「彗星のアルナディア」(2016年)

脚注・出典[編集]

注釈[編集]

  1. だが近年は裏方仕事が多忙なせいか、作曲活動は活発ではない。

関連項目[編集]