守屋輝彦

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守屋 輝彦(もりや てるひこ、昭和41年(1966年11月9日 - )は、日本政治家神奈川県小田原市長(1期)。元神奈川県議会議員(2期)。

来歴[編集]

神奈川県小田原市出身。小田原市立芦子小学校、小田原市立白山中学校、神奈川県立小田原高等学校東京電機大学建築学科卒業。東京大学大学院都市工学専攻修了。

1992年(平成4年)、神奈川県庁入庁。2010年(平成22年)、退職。

2011年(平成23年)、神奈川県議会議員選挙に無所属で立候補し初当選。2015年(平成27年)、自由民主党公認で立候補し2期目の当選。

2020年(令和2年)5月17日執行の小田原市長選挙に自民党の推薦を受けて立候補。労働組合の小田原・足柄地域連合から推薦を受けた現職の加藤憲一を破り、初当選を果たした。5月24日、市長就任。

選挙における守屋の不正疑惑[編集]

守屋は小田原市長選挙で、選挙公報に「市民を『守る』コロナ対策 ひとり10万円」と記載し、守屋は当選を果たした。しかし当選後、議会には「国の特別定額給付金を迅速に執行するという意味だ」と繰り返し説明し、約190億円の予算が必要とされる市独自の給付金は行うつもりはないと述べた。市独自の給付金と解釈した市民が多くいたため、担当窓口には問い合わせが相次いだ。市民からは「『国』の1文字は入れるべきだ。だましたと言われても仕方ない」などという厳しい声も上がった。6月28日、守屋は自身の公式サイトに動画を投稿し「一日も早く国の給付金を届けたいという強い思いだったが、この表現で誤解を招いたことを深く反省している」と釈明。ところが選挙期間中の5月13日に行った街頭演説では「コロナ対策ひとり10万円」との看板を掲げ、国の10万円とは別の給付を考えていると話していたため、守屋の釈明は全く辻褄が合っていない。このため守屋は「詐欺師」「詐欺で市長選挙に当選した」「選挙をやり直せ」などとネットでは大いに叩かれている。そもそも市の選挙で国の政策を公約に入れること自体が問題であり、守屋が非難されるのはやむを得ないものが大きい。そもそも当選自体がわずか数百票差で守屋に軍配が上がっており、この公約が選挙に大いに影響した可能性は大いにある。なお、敗れた元市長の加藤は選挙について聞かれた際「何も言うことはない」と極めて大人の態度をとっている。もし、この守屋の行為がこのまま黙認されて市長を続けられるのであれば、今後政治家は「どんな嘘を公約にしても、後からそれを何とか釈明して謝罪さえすればそのまま職を続けられる」ということを証明することになってしまうものである。

外部リンク[編集]