学校制服

学校制服（がっこうせいふく）とは、学校が定める制服である。

概要

学校で制服が存在するのは中学校以上だが、小学校でも私立学校を中心に制服や標準服を設定している学校がある。幼稚園が指定する通園服も学校制服に含むことがある。

制服は学校が指定する販売店で採寸を行って購入する他、入学者説明会の日に制服業者が採寸を行い、在学中の成長も見越したサイズをその場で注文。自宅まで配送される。

制服は長らく男子は学ラン・詰め襟の学生服、女子はセーラー服が主流であったが、ブレザーが広まるとデザインの自由度が高く、小物でおしゃれを演出できるブレザーが制服の学校の入学希望者数が増え、学生服・セーラー服を採用していた学校が周年記念や統合、男子校・女子校から共学校への転換などをきっかけにブレザータイプへ更新する例も数多い。しかし中学校の制服は依然として学生服・セーラー服が主流である。

制服を制定している学校では登校日には制服を着用してくる事が校則に明記されており、骨折などで制服の着用が困難な場合、学校へ届け出を出すことを求めるよう規定している学校もある。しかし2010年代後半から制服と私服を選べるようにする学校も出始めている他、性別に関係なく着用できるジェンダーレス制服を導入する学校も存在している。