奈良ドリームランド

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奈良ドリームランド(ならドリームランド)とは、1961年に開業した奈良県奈良市にあった遊園地である。

歴史[編集]

1945年から約10年間に亘ってアメリカ軍に接収された帝国陸軍歩兵三十八聯隊練兵場の敷地に1961年に開園した。
運営者の千日前土地興行[注 1]は1963年に日本ドリーム観光に改名、1988年にダイエーの傘下に入った。1990年にダイエー系の「ドリームパーク」が運営者となった。2005年にダイエーは「ドリームパーク」の経営権を「テンラッシュ」に譲渡した。2006年に経営不振で閉園した。

名前[編集]

当初は「奈良ディズニーランド」という名前や、名前に「ディズニーランド」とつけようかという案があったが、ディズニー関係のデザイン技術者を導入しない会社が「ディズニーランド」を名乗る事はできなかったため、「奈良ドリームランド」にしたと言われている[注 2]

アクセス[編集]

近鉄奈良駅からバスで12分、ドリームランドバス停(現、法蓮佐保山三丁目バス停)が最寄バス停だった。

姉妹園[編集]

姉妹園として、横浜市戸塚区横浜ドリームランドがあったが、現在は横浜薬科大学に転用されている。
付近には「ドリームハイツ」バス停といった、かつての名残をとどめるものが残っている。

[編集]

  1. 戦前は松竹傘下だったが、戦後、松尾國三がオーナーだった雅叙園観光傘下に変わった。
  2. このため、京成系のオリエンタルランド東京ディズニーランドを手がけようとした際、アメリカのウォルト・ディズニーとの交渉に苦労したそうである。