天建寺(てんけんじ)とは、佐賀県三養基郡みやき町大字天建寺1897に存在する寺院である。
鎌倉時代後期の正応元年(1288年)、この地を支配していた地頭の源義宣が東方明照を開山として創建した寺院である。
山門をくぐると、明治7年(1874年)に江藤新平が起こした佐賀の乱の際の戦火の名残といわれる白檀の枯れ木、焼け残ったといわれる仏殿などがある。また、仏殿の本尊の真下の土中からは江戸時代に書かれたといわれる一字一石経が発見されている。