大西竜平

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大西 竜平(おおにし りゅうへい、2000年3月14日 - )は囲碁棋士段位は三段。日本棋院東京本院所属。東京都出身。[1]タイトル獲得数は1。

経歴[編集]

2000年3月14日東京都狛江市生まれ。2012年3月22日に狛江市立第三小を卒業し、2012年4月、狛江市立第二中に入学。 2011年8月、第32回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会(日本棋院主催、毎日新聞社など後援)の小学生の部で優勝し、小学生名人となる[2]。 2005年(平成27年)入段(日本棋院冬季棋士採用試験1位、15勝0敗)、28年二段、29年三段 2016年(平成28年)、第41期新人王戦で優勝。初出場で初優勝であった。16歳6カ月での優勝は一力遼七段の17歳3カ月を更新し、最年少記録である[3]棋道賞勝率第1位賞受賞。 2017年(平成29年)、第3回イベロジャパン杯優勝[4]。決勝の相手は広瀬優一初段であった。

人物[編集]

  • 小学1年の夏、母親に「ボランティアで月2回、囲碁を教えてくれるところがあるから行ってみたら」と言われて囲碁を始めた[5]
  • 囲碁界では世界トップクラスの韓国で学んでは、と勧められて韓国に囲碁留学をした。小学5年の4月から1年ごとにビザを更新して2年間、ソウルの囲碁道場である許壮会(ホチャンフェ)道場に留学して勉強した。その間、日本に帰国したのは1年に約2回だった。道場では韓国語を話し、食事も韓国のものを食べていた。
  • 家族は会社員の父(大西由二)、母(大西恵美)と7歳年上で大学生の姉。
  • 韓国では韓鐘振(ハンジョンジン)九段が実の息子のように愛情を持って教えた。
  • 大西竜平と芝野虎丸の名前を取って「竜虎」と称される[6]

受賞歴[編集]

  • 2016年(平成28年) 棋道賞新人賞 勝率第1位賞 .796(39勝10敗)

著書[編集]

  • 『先を読む力 大西竜平の囲碁』マイナビ出版,2018年,ISBN-10: 4839966958

外部リンク[編集]

参考文献[編集]