一力遼
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一力 遼(いちりき りょう、1997年6月10日 - )は、日本の囲碁棋士。宋光復九段門下。令和三羽烏の一人。
経歴[編集]
- 1997年(平成9年)6月10日生。宮城県仙台市出身。
- 2010年(平成22年)、入段(平成23年度採用)。東京都立白鴎高校付属中学1年。
- 2012年(平成24年)、二段、第9回中野杯U20選手権優勝(非公式戦)
- 2013年(平成25年)、三段、11月17日第8回広島アルミ杯若鯉戦優勝(公式戦初タイトル)[1]。第4回おかげ杯優勝(非公式戦)。
- 2014年(平成26年)、四段、第39期棋聖戦リーグ入り。☆16歳9ヵ月でのリーグ入りは史上最年少記録。リーグ入りにより七段に昇段。第1回グロービス杯世界囲碁U-20優勝、第5回おかげ杯優勝(二連覇)、第39期新人王戦優勝
- 2015年(平成27年)、第62回NHK杯準優勝、伊田篤史に敗れて準優勝となった。決勝はどちらが優勝しても最年少記録となった。第1回イベロジャパン杯優勝。
- 2016年(平成28年)、第7回おかげ杯優勝、第25期竜星戦で井山裕太棋聖を破りタイトル獲得、第11回広島アルミ杯若鯉戦優勝、第42期天元戦挑戦者
- 2017年(平成29年)、八段。第64回NHK杯準優勝、第43期天元戦挑戦者、第65期王座戦挑戦者
- 2018年(平成30年)、第42期棋聖戦挑戦者、第27期竜星戦優勝、第25期阿含桐山杯優勝、第66期王座戦挑戦者
- 2019年(平成31年)、第66回NHK杯優勝[2]
棋聖戦・王座戦・天元戦の最年少挑戦記録他、多数の最年少記録を保持している。第42期棋聖戦挑戦者。天元戦挑戦者2回。第65期王座戦挑戦者。NHK杯準優勝2回。2014年グロービス杯世界囲碁U-20優勝。
2017年から2018年にかけて3タイトル連続で挑戦手合に出場した。
受賞歴[編集]
- 平成25年、棋道賞新人賞・勝率第1位賞
- 平成26年、棋道賞国際賞
- 平成27年、棋道賞国際賞
- 平成28年、棋道賞最多勝利賞 47勝19敗、最多対局賞 66局
- 平成29年、棋道賞優秀棋士賞
外部リンク[編集]
- ↑ 一力 遼 三段が優勝!【若鯉戦決勝】11/17
- ↑ 囲碁、一力八段がNHK杯初優勝 決勝で井山五冠破る神戸新聞、2019年3月24日