大福寺(だいふくじ)とは、奈良県北葛城郡広陵町大字的場80に存在する高野山真言宗の寺院である。山号は満嶋山。
寺伝では、聖徳太子が建立した四十六伽藍の1つとしてこの地に建立されたもので、寺が成立した際に聖徳太子は自ら彫った薬師如来坐像を奉置したという。鎌倉時代後期の弘安7年(1284年)、この地の氏人や僧侶が弁財天を満嶋より勧請し、弁財天信仰と共に寺は大いに栄えた。江戸時代には30石の朱印領を受けた。
十一面観音立像、雨宝童子、難陀龍王像、両界曼荼羅図は奈良県指定の文化財となっている。
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