大正天皇祭(たいしょうてんのうさい)とは、かつて12月25日に存在した日本の祭日である。
大正15年(1926年)12月25日、大正天皇が崩御し、昭和天皇が践祚して昭和と改元される。昭和2年(1927年)12月25日、前年に死去した大正天皇の命日がこの日から「大正天皇祭」として新しい祭日に指定された。命日がクリスマスと重なったため、日本でクリスマスを祝う習慣の定着が進む要因にもなった。
戦後の昭和23年(1948年)に国民の祝日に関する法律により廃止された。なお、上皇明仁の践祚で12月23日が国民の祝日となったが、これも2019年4月の退位で廃された。