大森藤頼(おおもりふじより)とは、室町時代の守護大名。
家督継承[編集]
大森氏頼の子で、大森氏最後の当主。氏頼が亡くなり兄・大森実頼が家督継承を望んだが亡くなったため藤頼が家督を継承した。
小田原夜戦[編集]
家督を継承すると同時に小田原城の城主となる。しかし1495年、北条早雲が鹿狩りに来たと偽り、夜に小田原城にて夜戦が繰り広げられ、藤頼は降伏して追放された。[1]
追放された後実田城に逃げて1503年に戦死したと伝わるが、1498年に新井城に逃げて急死したとも伝わる。享年不明。
関連項目[編集]
- ↑ しかし、敵の山内上杉に藤頼が寝返っていた説や山内上杉に侵攻され、逃亡。その後早雲が上杉朝良に頼まれ、小田原を山内上杉から奪ったとする説もあり、はっきりと分かっていない。