大学入学者選抜大学入試センター試験
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大学入学者選抜大学入試センター試験(だいがくにゅうがくしゃせんぱつだいがくにゅうしせんたーしけん)は、1990年から2020年(独法)大学入試センターが行っていた入学試験。
概要[編集]
大学入試センター試験と俗称される。
それぞれの大学の試験の前に行われ、この試験は全ての国公立大学と多くの私立大学の入学者選抜で採用されている。
モデルは、アメリカ合衆国の大学で統一学力検査として実施のSAT(大学進学適正試験)。
歴史[編集]
- 1979年、国公立大学及び産業医科大学の入学志願者を対象とした大学共通第1次学力試験(いわゆる共通一次)がスタート。
- 1990年から「大学入学者選抜大学入試センター試験」に改称され、私立大学もこの試験の成績を利用できるようになった。
- 2020年実施分限りで終了。
実施教科[編集]
5教科(地歴、公民分割以降は6教科)を全問マークシート解答で実施。
私立大ではどの教科の成績を採用するかは各大学に任された。
外国語[編集]
当初英語[注 1]以外にドイツ語、フランス語のみ選択可能だったが、1997年に中国語、2002年に朝鮮語が加わった。
数学等[編集]
数学は一部の科目を専門学科の科目である簿記・会計や情報関係基礎で代替可能。それ以外に工業数理基礎で代替受験できた[注 2]。
理科[編集]
最終年は現行と同じ科目だが、学習指導要領の変遷に伴って、出題範囲が変更されており、センター試験開始から6年間は、4分野とも、現在の「基礎科目と基礎なし科目」相当の出題範囲だった。
社会科[編集]
1996年以前は、1教科とされた。