多聞院(たもんいん)とは、現在の香川県仲多度郡多度津町仲ノ町2-5に存在する真言宗醍醐派の寺院である。
多度津駅の北西およそ400メートル、桜川のほとりにある寺院で、9世紀頃の平安時代前期に理源大師聖宝の開基と伝えられている。
大師堂、本堂、庫裏などがあり、本尊には毘沙門天を祀っており、寺宝の絹本着色西谷藤兵衛肖像画は、香川県の文化財に指定されている。この肖像画は江戸時代の作品である。