土安
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土 安(ど あん)は、中国の小説である『三国志演義』の登場人物である。
劇中の活躍[編集]
『三国志演義』に登場する烏戈国の王・兀突骨の配下の武将[1]。奚泥と共に藤甲軍の3万人を指揮して桃花水まで進軍する[1]。この河は両岸を桃の林で覆われており、一般人が桃の葉が散った後の水を飲むと死ぬが、土安らが水を飲むと精力増強になり、諸葛亮を苦しめたのでこれを知って5里ほど蜀軍は後退した[1]。土安らは悠々と渡河して蜀軍の勇将・魏延を破るなど活躍し、諸葛亮の参謀である呂凱は帰国するように勧めたが、諸葛亮は聞き入れず計略をもって土安らを盤蛇谷に誘引して王の兀突骨・土安ら3万の兵士を焼き殺したという[1]。