唐船城(とうせんじょう)とは、佐賀県西松浦郡有田町山谷にかつて存在した日本の城である。
鎌倉時代前期の建久6年(1195年)に松浦党の祖である源久の孫の有田栄によって築城された。その後は有田氏の居城となった。
天正5年(1577年)、龍造寺隆信に攻められて有田氏が降伏した際、城は廃城となった。
現在は本丸跡、狼煙台の跡、石垣や石段などが残されており、山田権現が鎮座し、桜の名所にもなっている。