和田武

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和田 武(わだ たけし、1941年- )は、日本の環境工学者。

人物[編集]

和歌山市生まれ。京都大学大学院工学研究科修士課程修了後、住友化学工業(株)中央研究所、大阪経済法科大学愛知大学教授、1996年立命館大学産業社会学部教授、2006年同特別招聘教授、2008年退職。和歌山大学客員教授。2009~13年日本環境学会会長、自然エネルギー市民の会代表。1975年「析出系放射線重合反応に関する研究」で大阪大学工学博士。専門:環境保全論・再生可能エネルギー論。

著書[編集]

  • 『地球環境論 人間と自然との新しい関係』創元社, 1990.10
  • 『地球環境問題入門』(J・JECブックレット J・JEC環境シリーズ) 実教出版, 1994.3
  • 『新・地球環境論 持続可能な未来をめざして』創元社, 1997.11
  • 『飛躍するドイツの再生可能エネルギー 地球温暖化防止と持続可能社会構築をめざして』世界思想社, 2008.7
  • 『環境と平和 憲法9条を護り、地球温暖化を防止するために』あけび書房, 2009.6
  • 『脱原発、再生可能エネルギー中心の社会へ 福島原発事故を踏まえて日本の未来を考える』あけび書房, 2011.5
  • 『市民・地域主導の再生可能エネルギー普及戦略 電力買取制度を活かして』(希望シリーズ) かもがわ出版, 2013.6
  • 『再生可能エネルギー100%時代の到来 市民パワーでCO2も原発もゼロに!』あけび書房, 2016.4

共編著[編集]

  • 『このままだと「20年後の大気」はこうなる』(20年後シリーズ)石井史共著. カタログハウス, 1997.11
  • 『環境問題を学ぶ人のために』編. 世界思想社, 1999.5
  • 『市民・地域が進める地球温暖化防止 : think of the future,act now!』田浦健朗共編著. 学芸出版社, 2007.
  • 『拡大する世界の再生可能エネルギー 脱原発時代の到来』木村啓二共著. 世界思想社, 2011.10
  • 『現代地球環境論 持続可能な社会をめざして』小堀洋美共著. 創元社, 2011.
  • 『地域資源を活かす温暖化対策 自立する地域をめざして』新川達郎, 田浦健朗,平岡俊一, 豊田陽介,伊与田昌慶共著. 学芸出版社, 2011.9
  • 『市民・地域共同発電所のつくり方 みんなが主役の自然エネルギー普及』豊田陽介, 田浦健朗,伊東真吾共編著. かもがわ出版, 2014.6
  • 『地球環境保全論 持続可能な社会をめざして』編著, 小堀洋美 著. 創元社, 2021.3
  • 『気候変動対策と原発・再エネ CO2削減と電力安定供給をどう両立させるか?』岩井孝, 歌川学,児玉一八, 舘野淳,野口邦和共著. あけび書房, 2022.6
翻訳
  • D.S.L.カードウェル『科学の社会史 イギリスにおける科学の組織化』宮下晋吉共編訳. 昭和堂, 1989.5