史 朝清(し ちょうしん、? - 761年)は、唐時代の安史の乱における燕の皇族。
父は史思明。母は辛氏。兄弟に史朝義・史朝英がいる。
史朝清は史思明の末子で、父から偏愛されていた。そのため759年4月に父が燕の皇帝に即位した際、母の辛氏は皇后に立てられている。史思明は長男の史朝義を疎み、史朝清を後継者にしたいと考えていたため、皇太子は立てなかった。
761年、史朝義は史思明を殺害する(鹿橋駅の変)。そして父の後継者として皇帝に即位すると、范陽にいた史朝清と辛氏は邪魔者として暗殺された。
参考文献[編集]