千恵姫(ちえひめ、天保6年7月14日(1835年8月8日) - 天保7年6月6日(1836年7月29日))とは、江戸時代後期の徳川将軍家の一族。
父は江戸幕府の第12代征夷大将軍(当時は将軍世子)・徳川家慶で8女。母は側室・筆(殊妙院)。第13代将軍・徳川家定の異母妹に当たる。
天保3年(1832年)7月14日に江戸城西の丸で生まれ、閏7月1日に千恵姫と命名される。
天保7年(1836年)6月6日、江戸城で死去した。2歳没。6月19日に江戸城を出棺し、寛永寺に葬送された。法名は妙珠院照月本浄大童女。