出席簿
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出席簿(しゅっせきぼ)とは、出席・欠席を記録するための帳簿である。会社等で従業員の出勤・欠勤を記録するのは出勤簿(しゅっきんぼ)で、主に出席簿が使用されるのは学校と会合が中心。ここでは学校の出席簿について記載する。
概要[編集]
学校において出席簿は作成・記録・保管が義務付けられた表簿と学校教育法施行規則第28条で定められている。出席簿は各学級ごとに作成され、日々の出欠や早退・遅刻・出席停止・忌引・公認欠席などを記録し、一定期間ごとに授業日数と共に集計され最終的に指導要録へと転記される。出席簿に記載される名簿は小中高校では男子で五十音、女子で五十音順で並べられている事が多いが、近年は男女混合で名簿を作成することもある。
始業のチャイムが鳴った後、担任が教室に入って出欠を取る時点で教室に居る児童・生徒を記録する。出欠を取った時点で教室にいれば◯をつけ、欠席の連絡を受けていれば斜線または✕、遅刻は△などの規定された記号を書く。
緩い時代は出席簿を各学級の教室に置かれている教員が使用する机の引き出しに保管している学校や、職員室の学級担任教師の机の引き出しに保管する学校が多かったが、個人情報保護法の施行後は放課後に学級担任が必ず職員室へ持ち帰り、鍵付きのロッカーや金庫の中に保管するように内規を改訂した学校も多い。