内閣総理大臣臨時代理就任順位第1位

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内閣総理大臣臨時代理就任順位第1位は、内閣総理大臣が欠けたとき、または事故のあるとき、他の国務大臣より最優先に内閣総理大臣の代理を行う役職である。

概要[編集]

内閣法第9条により「内閣総理大臣に事故のあるとき、又は内閣総理大臣が欠けたときは、その予め指定する国務大臣が臨時に内閣総理大臣の職務を行う」と規定されている[1]。(内閣法第9条)

歴代の内閣総理大臣就任順位第1位のほとんどは内閣官房長官であり、現在も内閣官房長官松野博一が任命されている。内閣官房長官以外の国務大臣を、内閣総理大臣臨時代理就任順位第1位に任命する場合は副総理首相官邸では「内閣法第九条の第一順位指定大臣」と呼ばれる)という呼称を使うが[2]、正式な官職名では無い。

歴代の内閣総理大臣臨時代理就任順位第1位[編集]

氏名 職名 就任日 退任日 党派
1 青木幹雄 内閣官房長官 2000年4月14日 2000年7月4日 自由民主党
2 中川秀直 内閣官房長官 2000年7月4日 2000年10月27日 自由民主党
3 福田康夫 内閣官房長官 2000年10月27日 2004年5月7日 自由民主党
4 細田博之 内閣官房長官 2004年10月27日 2005年10月31日 自由民主党
5 安倍晋三 内閣官房長官 2005年10月31日 2006年9月26日 自由民主党
6 塩崎恭久 内閣官房長官 2006年9月26日 2007年8月27日 自由民主党
7 与謝野馨 内閣官房長官 2007年8月27日 2007年9月26日 自由民主党
8 町村信孝 内閣官房長官 2007年9月26日 2008年9月24日 自由民主党
9 河村建夫 内閣官房長官 2008年9月24日 2009年9月16日 自由民主党
10 菅直人 国家戦略担当大臣 2009年9月16日 2010年6月8日 民主党
11 仙谷由人 内閣官房長官 2010年6月8日 2011年1月14日 民主党
12 枝野幸男 内閣官房長官 2011年1月14日 2011年9月2日 民主党
13 藤村修 内閣官房長官 2011年9月2日 2012年1月13日 民主党
14 岡田克也 行政刷新担当大臣 2012年1月13日 2012年12月16日 民主党
15 麻生太郎 財務大臣 2012年12月16日 2021年10月4日 自由民主党
16 松野博一 内閣官房長官 2021年10月4日 現職 自由民主党

1月7日から財務大臣

脚注[編集]

外部リンク[編集]