八戸市美術館
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八戸市美術館(はちのへしびじゅつかん)とは、青森県八戸市番町10-4に存在した美術館である。
概要[編集]
この美術館は昭和61年(1986年)、青森県内で初めて博物館法に基づいて作られた美術館である。八戸市出身の実業家・今淵正太郎が生涯にわたって収集した書画・骨董などのコレクションを地元に寄贈したことが美術館創設の契機となった。
この美術館には今淵コレクション以外に、八戸藩南部氏に関わる資料をはじめ、江戸時代の絵師・橋本雪蕉の「山水図」、その他にも重要な美術作品などが300点以上、渡辺貞一、樋口猛彦、豊島弘尚、佐々木泰雨の絵画や書などが合わせて1200点以上も収蔵されている。
新・八戸市美術館建設準備のため、平成29年(2017年)4月2日をもって閉館。新美術館は3年後の完成を目指しているとされていたが、令和3年(2021年)4月時点で実現していない。なお、閉館中は旧美術館に程近い八戸市八日町ダイヤビル1階「はちのへまちなかアートラボ『コベヤ』」にて、八戸市新美術館に関する情報発信と開館までの業務、ワークショップなどを行っているとされている。
アクセス[編集]
- 本八戸駅から徒歩で10分。