僕とルネと青嵐
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『僕とルネと青嵐』(ぼくとルネとせいらん)は、文月晃による日本の漫画作品。
概要[編集]
2015年10月9日発売の『ヤングアニマル』2015年10号から連載されている[1]。2016年21号で完結した[2]。
ストーリー[編集]
美術大学に通う創一は、尊敬している青嵐先生のところに研修生として行こうとするも断られる。だが、そこで出会った少女ルネと遊び、青嵐のところで寝泊まりをする。そして、実はルネが大学に送られて創一が感心した絵を描いたことを知るのだった。
登場人物[編集]
詳しくは各キャラクターページも参照。
主要人物[編集]
- 創一(そういち)
- 本作の主人公。眼鏡をかけている。美術大学に通っている4年生。
- 青嵐の作品が一番好きで、教授のところに批評してほしいと送られてきた絵を見て改めて感心。教授の言葉で青嵐先生のところに研修生として行こうとするも、爺に研修生は受け入れていないと門前払いをくらってしまう。そんな中で屋根から落ちてきたルネと激突。家に入れてもらえなかったと聞いたルネが嫌なことがあったときは外で遊ぶのが一番と連れられ、一緒に遊ぶのに夢中になる。そして、疲れて寝たルネを連れ帰ったところ、爺に今日は遅いからと泊めてもらう。
- 翌日、呼び捨てで呼んでほしいということでルネと呼ぶようにする。そして、昨日以上にルネと自然の中で遊ぶのだった。その様子を知った爺に大学に送った絵は自分のではないと告げられる。そして、大学に送られた絵がルネの絵だと知ると、ルネの研修生として学びたくなる。
- ルネの家庭環境にいら立って喧嘩したりしつつも、物置部屋を掃除するなどしてルネと過ごす。そして、ルネの口から過去を聞いたり、ルネの母親のメッセージや青嵐の正体がルネの母親だということを知るのだった。
- ルネ
- 金髪と青い瞳を持つ少女。創一のことを「ソーイチ」、おじいさんのことを「爺(じい)」と呼ぶ。
- 青嵐の研修生になりたいとやってきたが、門前払いをくらった創一と激突。嫌なことがあった時には外で遊ぶのが一番と創一を連れ出して一緒に遊ぶ。翌日も創一と外で生物たちと触れあいながら一緒に遊んだ。
- 父親は知らず、母親も自分を置いて出て行っている。そして、頑なに物置部屋で寝ている。創一と家庭環境で喧嘩しつつも、仲直りする。そして、創一に私の前からいなくならないで欲しいと約束した。そして、創一が大学に荷物を取りに戻る時にも同行して楽しんでいる。
- 爺(じい)
- 創一の通う大学に自分の絵を批評してほしいとルネの絵を送っている。
- 創一が研修生になりたいとやってきても門前払いをする。だが、ルネと遊んで帰ってきた創一の様子を見て、今日は遅いからと家に泊める。そして、創一に大学に送った絵は自分のではなく、ルネの絵だと知らせるのだった。
- 青嵐(せいらん)
- 創一が好きな画家。ルネの母親。
大学[編集]
- 大野(おおの)
- 陶芸科。重要文化財保持者の先生のところに研修に出ているが、庭掃除しかやらせてもらっていない。
- 久美子(くみこ)
- 創一の先輩の女子。子供ができたので卒業して結婚する。
単行本[編集]
ヤングアニマルコミックス(白泉社)より発売。全3巻。
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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僕とルネと青嵐 1 | 2016年7月5日(2016年6月29日発売) | ISBN 978-4-592-14132-7 |
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僕とルネと青嵐 2 | 2016年8月5日(2016年7月29日発売) | ISBN 978-4-592-14133-4 |
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僕とルネと青嵐 3 | 2017年1月5日(2016年12月26日発売) | ISBN 978-4-592-14134-1 |
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