ルネ (僕とルネと青嵐)
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ルネは、『僕とルネと青嵐』に登場する人物。
概要[編集]
金髪に青い瞳の少女。創一のことは「ソーイチ」、おじいさんのことは「爺(じい)」と呼んでいる。母親は画家の青嵐。
明るくて元気な女の子だで、外でよく遊んでいる。家庭環境には事情を抱えており、父親は知らない。ヨーロッパを母親と転々としていた。桜の季節に日本にやってきて爺のところに来るも、そこで母親はルネを置いて出て行ってしまった。そのためか、青嵐の屋敷には泊まららずに寝泊まりしている。
創一のことは気にいっていてよく遊んでいる。創一が絵の具で汚れた手を洗うためにルネに近づいたときにドキドキしたりしている。絵を描くことが大好きだが、人に見られていると描けない。創一が青嵐のところに研修に行こうと決めたきっかけとなった絵はルネが描いたもの。
動向[編集]
- 第1話
- 青嵐の絵に感動して青嵐の研修生になりたいと屋敷を訪ねたものの、研修生は受け入れていないと門前払いをくらってしまった創一は風景の絵を描いていた。ルネはそんな創一を屋根からこっそりと覗いていたのだが、爺に見つかって怒鳴られた拍子に転落して創一とぶつかる。そのまま、創一と怒られないように逃げるのだった。
- つけていたお面をとって創一と話し、創一が青嵐に家に入れてもらえなかったことを知ると、嫌なことがあったときには外で遊ぶのが一番だと橋まで創一を連れて行く。そして、橋のフェンスをバランスを取りながら渡るも川に落ちてしまい、心配した創一が飛びこんだ。ルネは自力で橋まで戻ってきたものの、創一が心配して飛び込んだことを知る。そして、創一は「変な奴だけどイイ奴」として、自己紹介をして創一の名前を初めて訪ねた。
- 遊び疲れて寝ると、創一に家まで運んでもらう。そして、起きたときに創一の寝顔を見て笑顔を浮かべている。
- 第2話
- 創一に私も「ソーイチ」と呼ぶから、「ルネ」と呼び捨てで呼ぶように言う。そして、絵の具で汚れた部分を洗われてから創一と遊ぶことにするルネ。蜂の巣に石をぶつけたり、鳥を見て遊ぶ。そして、鳥の絵を描くも紙は風に飛ばされていくのだった。
- 第3話
- 爺に大学に送った絵は自分が描いたのではないと聞いた創一はこっそりと蔵を覗いてみると、ルネが絵を描いているのを見つける。そして、大学に送られた絵はルネが描いているのだと知った創一にルネは「どや」と笑顔を浮かべる。そして、創一はルネの研修生になりたいと考えるのだった。
- 第4話
- 創一に研修生になりたいと言われるも、研修生とは何なのかよく分からないルネ。創一に絵を描いているところを見せて欲しいと頼まれるも、相変わらず創一に見られると恥ずかしくて緊張すると絵を描けずにいた。その後、屋敷にも寝泊まりせずにいる状況のルネを見て怒ってしまった創一と喧嘩してしまうのだった。
- 第5話
- 蔵に戻ってみると掃除をしている創一を見かける。そして、「ルネの描く絵が大好き」と言われて赤面し、創一と仲直りするのだった。
- 第6話
- いつもルネが上で寝ている洗濯物を洗おうとする創一に私はクマになりたいからやめてくれと頼む。だが、冬の良さを言われてあっさりと熊になることを諦める。そして、洗濯物をするときにボロボロになっている服も捨てられずにいたが、創一の計略でシャボン玉を作て遊んでいるうちに創一が服を選別している。
- 屋敷で寝ろと言わずに布団をもってきて一緒に寝てくれる創一にお礼を言う。そして、創一と「私の前から急にいなくならないで欲しい」と約束するのだった。
- 第7話
- 創一に青嵐である母親の画集を見せる。創一に青嵐のことを話した後、創一に最近の自分は変だという。そんなルネに創一は母親との間に何があったのかと訊ねるのだった。
- 第8話
- 創一にヨーロッパを回った後に母親と日本に来てからの話をする。母親は爺と喧嘩ばかりして、二人で出かけた次の日に母親がいなくなったという話をした。そして、爺のせいで母親がいなくなったと思い込んで蔵で暮らすようになったルネ。そこにあった絵を見て、母親に会えたと感じるのだった。
- 第9話
- 創一に自分の気持ちを聞かれて、母親に会いたいと泣きながら創一に抱き付く。その後、母親の書いた文字を見つけるが、フランス語で読めずに創一に聞く。創一は「ごめんなさいルネ。私の時間は私の為に使いたいの」と書かれていたが、創一は分からない振りをするのだった。
- 第10話
- 創一と一緒に大学に行くルネ。そして、大学を色々まわって初めて見るものに目を輝かす。そして、絵のモデルを頼まれて挑戦してみることにするのだった。
- 第11話
- 絵は一人で描くものだと思っていたのに、みんなで描いているのを見て一緒に描いてみたくなる。そして、出来上がった絵にみんな感心するのだった。そして、創一に自分の描いた絵の批評を頼まれてダメ出しをするも、自分をモデルに書いた絵に「ありがとう」と笑顔で言うのだった。
- 第12話
- 創一の家に宿泊することになったルネ。男の人が台所に立つ姿やタコ焼きなどの初めて見るものに不思議な気持ちになる。そして、今日は良い日だったと笑顔になるのだった。
- 第13話
- 創一に服を買ってもらって喜ぶルネ。酔ってしまうも、本屋で絵を見たりして元気を取り戻す。そして、創一とカフェで青嵐の絵の話をするのだった。
- 第14話
- 帰宅後、早々に絵を描き始める。夜遅くまで絵を描いて完成させるも、何か違和感を感じるのだった。
- 第15話
- 自分の描いた絵に違和感を感じるルネ。創一には褒められるもモヤモヤしてしまう。そして、ルネはこのままじゃ絵を描けなくなると悩むのだった。
- 第16話
- 青嵐の模倣で描き続けていたが自分の絵に満足できなくなったルネは、このまま絵が描けなくなるのではと悩む。しかし、創一は絵は描けるものだと言い、ルネが描き続けた先に答えがあるという。そうして、ルネは帰ってきて絵を描き始めるのだった。
- 第18話
- 久しぶりに帰ってきた青嵐の姿を見て泣きながら抱き付いている。
- 第19話
- 久しぶりに母親が帰ってきてはしゃぐルネ。創一と母親と過ごす一日を楽しむのだった。
- 第20話
- 目覚めてみると創一と母親はいなかった。そして、爺から母親がルネを置いて出ていったと聞かされるのだった。
- 最終話
- 爺にこれからどうするのかはルネ次第と言われ、母親を追いかけることを決める。そして「…爺ごめんね ありがとう」と爺に抱き付いてから向かうのだった。そして、青嵐に絵描きとして追い越すと宣言するのだった。創一と一緒に絵を描き続けるのだった。