佐田岬
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佐田岬（さだみさき）とは、愛媛県西宇和郡伊方町に存在する佐田岬半島先端にある四国最西端の岬である。
概要[編集]
佐田岬は別名、「岬十三里」といわれる。愛媛県の西側にある半島で、全長はおよそ50キロ、幅の最大は6.2キロ、最少は800メートルという半島で、その先端部が佐田岬である。
江戸時代にまだ操船技術が未熟だったころ、この地方で「ばえ」と称される岩礁と潮流により事故が起こり、半島のあたりを「御鼻」と称して恐れたという。戦前にはこの半島は重要拠点として要塞地帯となり、一般人の出入りは禁止された。
現在では岬に灯台があり、サザエやアワビなどの養殖地となり、また海水浴やキャンプ、沖釣りや磯釣りの場所として人気を集めている。また、豊予海峡を隔てて九州の地を眺望することもできる。