伊藤 実重(いとう さねしげ、生没年不詳)は、戦国時代の武将。織田氏の家臣。通称は豊右衛門尉[1]。
伊勢桑名の伊藤氏といわれ、織田信長に奉行人として仕えた[1]。永禄12年(1569年)12月17日に落合長貞・伊藤実元と共に信長の命令で山城阿弥陀寺寄進領の安堵の旨を伝えた(『阿弥陀寺文書』)。北伊勢の2か所で350貫文の知行を食んでいたという[1]。