伊作城
ナビゲーションに移動
検索に移動
伊作城(いざくじょう)は、現在の鹿児島県日置市吹上町中原にかつて存在した日本の城である。別名を亀丸城(かめまるじょう)という。
概要[編集]
現在の伊作市街の北東の小さな丘の上に存在した城で、わずかな遺構が残るのみである。城跡には城跡碑が建立されており、鹿児島県の史跡に指定されている。
この城は鎌倉時代中期の弘安4年(1281年)、島津氏の第4代当主・島津忠宗の子・島津久長が築城したといわれている。以後、この城は伊作島津氏の居城として10代の当主がおよそ250年間にわたって居城とした。
戦国時代に有名な島津忠良、その息子の島津貴久、そして貴久の子で島津四兄弟で有名な島津義久、島津義弘、島津歳久、島津家久ら、近世の島津家の基礎を築き上げた名将たちは、この城でいずれも誕生していることで知られる。
アクセス[編集]
- 伊作バス停から徒歩で30分。