比叡山線

比叡山線（ひえいざんせん）は京阪バス・京都バスの2社による共同運行の路線バスである。

当項ではこれらの路線である「京阪バス56号系統・56A号系統・57号系統」「京都バス51号系統」について取り上げる。

京阪バスは山科営業所、京都バスは嵐山営業所担当である。

概要[編集]

京都駅前（三条京阪前）と比叡山ドライブウェイを経由して比叡山頂を結ぶ路線バスである。かつては京都市営バスも運行していたが、撤退している。

各系統は、3月～11月とそれ以外の月で大きく運転ダイヤが異なる。また、根本中堂のライトアップ期間中は、夜間に京都駅～比叡山の臨時バスが運転される。(この件に関しては詳しくは京阪バスの項を参照)

なお、京都市内の均一区間においても京都市の各種優待乗車証や、一日・二日乗車券での利用は出来ないので注意が必要である。

京都市内中心部（京都駅前～出町柳駅前間）では各系統でルートが異なる。

京阪バス57号系統の場合は上下共に同じルートである。
- 京都駅前から塩小路通・河原町通・三条通・川端通を経て出町柳駅前に至る。
京都バス51号系統の場合、比叡山方面と京都駅方面では四条烏丸～出町柳駅前間で異なるルートを取る。
- 比叡山行きは、京都駅前から烏丸通・今出川通経由で出町柳駅に至る。
- 京都駅行きは、出町柳駅から今出川通・川端通・四条通・烏丸通を経て京都駅に至る。

出町柳駅からは、各路線両方向とも同じルートを取り、今出川通・白川通を経由し、北白川別当町の交差点で京都府道・滋賀県道30号下鴨大津線（山中越え）に入り（山中バイパス経由）、田の谷峠で比叡山ドライブウェイに入り、比叡山方面へと向かう。

三条京阪前を起点に、三条通・東大路通・今出川通・白川通を経て、北白川別当町の交差点で京都府道・滋賀県道30号下鴨大津線（山中越え）に入る。

山中～山中上間では

と、ルートが異なる。

その後は大津市比叡平を経由し（通常ダイヤでは56号系統は比叡平で折り返しとなり、比叡山頂へは季節運行となる）、田の谷峠で比叡山ドライブウェイに入り、比叡山方面へと向かう。

なお、56A号系統においては銀閣寺道～山中町間の区間便が存在する。