乙事諏訪神社
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乙事諏訪神社(おつことすわじんじゃ)とは、長野県諏訪郡富士見町乙事5410に存在する神社で、諏訪社とも呼ばれる。社殿は国の重要文化財で、宮崎駿の映画「もののけ姫」に登場する乙事主は、この神社がモデル。
概要[編集]
江戸時代前期の元和3年(1617年)に建立された諏訪大社上社の拝殿を、江戸時代後期の嘉永2年(1849年)8月に移築したものである。本殿の無い神社として神社建築史上としては非常に珍しく、諏訪神社造で幣殿を本殿に代えてある点が特徴である。美しい彫刻が施されて安土桃山時代の建築の特色が現れている点も特徴となっている。
昭和5年(1930年)5月23日に旧国宝(重要文化財)に指定された。