与楽寺 (広陵町)

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与楽寺(ようらくじ)とは、奈良県北葛城郡広陵町大字広瀬797に存在する真言宗寺院である。山号は金龍山。

概要[編集]

創建時期は不明だが、平安時代初期に空海が再興し、梵字池を掘ったという伝承があり、池の周辺には空海の修行石がある。本尊の弘法大師像は奈良県内最古の在銘弘法大師像で、奈良県指定の文化財である。平成8年(1996年)に本堂の十一面観音立像の胎内より、白檀唐製の十一面観音立像が700年ぶりに発見され、今までに類のない十一面化仏の配置と緻密な彫刻は、法隆寺の国宝九面観音像(木造観音菩薩立像)に匹敵する観音像であると話題になった。

アクセス[編集]