三輪神社 (羽後町)
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三輪神社(みわじんじゃ)とは、秋田県雄勝郡羽後町杉宮字宮林1に存在する神社である。祭神は大物主命。
概要[編集]
奈良時代初期の養老2年(718年)に創建された古社で、平安時代後期には藤原秀衡の祈願所として社領4000石を与えられて興隆した。江戸時代には秋田藩主の佐竹氏から厚い崇敬を受け、社領40石を与えられた。
現在の本殿は秀衡の創建と言われるが、様式手法などから平安時代末期のものではなく室町時代のものと推定されている。三間社流造で向拝一間を付し、銅版葺で秋田県で古い建築が少ないだけに貴重な遺構と言われて国の重要文化財に指定されている。宮殿一基と棟札1枚が附指定を受けている。