ロバート・マンデル
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ロバート・アレクサンダー・マンデル(Robert Alexander Mundell、1932年10月24日 - 2021年4月4日)は、カナダ人の経済学者。コロンビア大学経済学科教授。1999年のノーベル経済学賞受賞者。
略歴[編集]
オンタリオ州キングストンで生まれる。イギリスのロンドン大学で学び、1956年にマサチューセッツ工科大学で博士号を取得した。
1960年代に発表した論文で変動相場制では財政政策よりも金融政策のほうがより効果的であることを結論づけた「マンデル・フレミング・モデル」を構築し、それにより1999年にノーベル経済学賞を受賞した。欧州単一通貨であるユーロの誕生する基礎を作り、「ユーロの父」などの異名を持つ。
2021年4月4日、胆管癌のため、イタリアの自宅で死去した。88歳没。
邦訳著書[編集]
単著[編集]
- 『国際経済の貨幣的分析』、柴田裕訳、東洋経済新報社、1976年
- 『マンデルの経済学入門』、竹村健一訳、ダイヤモンド社、2000年
- 『マンデル 貨幣理論』、柴田裕訳、ダイヤモンド社、2000年
- 『国際経済学』、渡辺太郎・箱木真澄・井川一宏共訳、ダイヤモンド社、2000年
外部リンク[編集]
- ノーベル経済学賞(R.A.ムンデル)
- ロバート・マンデル公式サイト (英語)
- アンチ・ドル論の教祖?(JBpress2009年4月16日)
- ロバート・マンデル