ラップランド
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ラップランド(北部サーミ語:Sápmi,ノルウェー語:Sameland,スウェーデン語:Lappland,フィンランド語:Lappi,露: Лапландия,英: Lapland)は、伝統的にサーミ人が住んでいる地域を指す。
地域[編集]
- ノルウェー - トロムス・オ・フィンマルク県,ヌールラン県,トロンデラーグ県の北半分
- スウェーデン - イェムトランド県,ヴェステルボッテン県,ノールボッテン県
- フィンランド - ラッピ県の2/3
- ロシア - ムルマンスク州
地理[編集]
スカンジナビア山脈の山岳地帯から、北極海沿岸に跨る地域で、標高2,103mのケブネカイセが最高峰。トロムセなどの都市がある。ほぼ全域が北極圏内である。
歴史[編集]
もともとサーミ人が暮らしていたが、ノルウェー、スウェーデンおよびノヴゴロド公国(後にモスクワ大公国に併合)が進出してきた。1323年に、三国の国境が確定した[1]。以降現代に至るまで、サーミは3ヶ国に、フィンランド独立後は4ヶ国に分かれることとなった。
民族[編集]
- 人口の5%程度がサーミ人である。